171-参-少子高齢化・共生社会に…-5号 平成21年04月15日

平成二十一年四月十五日(水曜日)
    午後一時一分開会
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   本日の会議に付した案件
○少子高齢化・共生社会に関する調査
  (「コミュニティの再生」のうち地域コミュニ
  ティの再生)
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○会長(田名部匡省君) 少子高齢化・共生社会に関する調査を議題といたします。
  本日は、「コミュニティの再生」のうち、「地域コミュニティの再生」について委員各位の御意見を伺いたいと存じます。
  議事の進め方でございますが、まず各会派からそれぞれ十分程度で御意見をお述べいただいた後、お手元に配付いたしました論点を中心に委員相互間で自由に意見交換を行っていただきたいと存じます。
  なお、御発言は着席のままで結構でございます。
  それでは、御意見のある方は順次御発言願います。

○相原久美子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の相原久美子でございます。
  地域コミュニティーの再生、今年の一月より少子高齢化・共生社会調査会で議論をされてまいりました。様々なコミュニティー活動をされている参考人の方たちより御意見をいただきましたり、それからまた、この調査会で滋賀県におきまして実態調査もしたところでございます。
  会派で合議を得たものではないのですが、それらの観点より意見を申し上げたいと思います。
  過去、日本において、町内会それから自治会、商店会、父兄会等々、様々な形で行政のすき間を埋めると、住民により近い場から地域を見守り、助け合い、防火、防犯の役割を担うという形で地域コミュニティーが存在していたのではないかと思います。
  ただしかし、残念ながら、時代の変遷とともに、家族形態の変化、それから地方間による年齢構成の変化、町の中心である商店街の崩壊等々とともに既存の地域コミュニティーというのは成り立たなくなってきたのではないかと思います。
  今回の議論、そして参考人の意見、視察等々で見えてきましたことは、地域コミュニティーというのは、少子高齢化社会の中での助け合い、活動を通した生きがい、そして地域防犯、防災への対応等々、様々な力を持っているという観点から、改めてその必要性が求められている、そのように思います。
  また、今回感じましたことは、新たなコミュニティーの形成が様々な地域で取り組まれているということも認識をさせられました。しかし、その取組というのはまだまだ全体化していないことと、それと視察等々で非常に感じたことですが、継続をさせていくための課題があるということも認識いたしました。
  住民参加の住民自治を広げるために政治というのが法的に地域コミュニティーを再生させることは困難ではあるものの、政治が行政、NPO、NGOの活動のすき間を埋めるこれらの活動をサポートする体制づくり、それの一助になるのではないかと思います。地域コミュニティーの再生を図り、安心、安全の地域を創造するか、本委員会の結論を導き出すには、いただきました様々の課題で少し議論ができるのではないかと思います。
  ちなみに私、先日、消防庁とのヒアリングの中で、今消防団の方のなり手が非常にいないというようなお話を伺いまして、これもまた一つの地域コミュニティーのある意味での崩壊に近いものかなと。ただ、少しの救いがあるとすれば、女性がこの消防団に随分と入り出したというようなお話も伺いまして、その意味でもまた新たな形でのサポート等々を考えていかなければならないのかなというふうに思いました。
  参考人の皆さんからいただきました都市と地方の課題の違い、そして地域条件の違い、継続させるための課題、行政のバックアップの在り方、そしてまた時代のニーズに対応するという様々な課題を、皆さんからまた今日意見をいただきながら、是非とも良い結論が生み出せるように進めていきたいなというふうに思っております。
  余り大きな形では申せませんでしたけれども、今回の中で議論をいただきましたこの結論が、是非地域コミュニティーを再生するためのサポートになれる形で、この調査会が何らかの形で発信していけるようにまた皆様から御意見をいただければと思います。
  以上で発言を終わります。