174-参-国際・地球温暖化問題に…-3号 平成22年02月24日

平成二十二年二月二十四日(水曜日)
    午後一時開会
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   本日の会議に付した案件
○国際問題及び地球温暖化問題に関する調査
  (「日本の国際社会における役割とリーダーシ
  ップの発揮」のうち、京都議定書目標の達成に
  向けた地球温暖化対策の現状と課題及び国際的
  な取組と日本の役割・課題―二〇一三年以降の
  問題―について)
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○会長(石井一君/民主党・新緑風会・国民新・日本) 速記を起こしてください。
  次に、京都議定書目標の達成に向けた地球温暖化対策の現状と課題及び国際的な取組と日本の役割・課題―二〇一三年以降の問題―について、委員間の意見交換を行います。
  議事の進め方でございますが、昨年十一月二十五日、本年二月十日及び二月十七日に行った調査の概要と論点整理について調査室長から説明を聴取した後、お手元の資料も参考にしながら、午後四時ごろをめどに委員間で自由に意見の交換を行っていただきます。
  なお、御発言は着席のままで結構であります。
  それでは、調査室長から説明を聴取いたします。杉本第一特別調査室長。

○第一特別調査室長(杉本勝則君) 第一特別調査室長の杉本でございます。
  三年目における温暖化問題に関する調査の概要について御説明いたします。
  三年目は、最終報告に向け、産業革命からの気温上昇を二度以内に抑えることが不可欠であり、そのためには化石燃料に頼らない低炭素社会の構築が必要であるとの認識の下、我が国が果たすべきリーダーシップについて取り上げました。
  まず、昨年十一月二十五日の調査会では、京都議定書以降の国際的な枠組みに関し、COP15での合意を目指す我が国の取組について調査を行いました。調査会では、削減目標の公平性をいかに確保するかや国際交渉におけるリーダーシップ発揮、低炭素社会実現のための方策などについて意見が述べられました。
  続く本年二月十日の調査会では、COP15を総括し、COPプロセスの問題点や中国等の取組などを検証した上で、公平で実効性ある国際的枠組みの構築について途上国支援の問題を中心に調査を行いました。調査会では、実効性ある途上国支援の在り方や国際枠組みへの中国の積極的参加などについて意見が述べられました。
  また、二月十七日の調査会では、温室効果ガス排出削減には国民の取組が不可欠であり、それが人々に幸福をもたらすものでなければならないとの認識を踏まえ、公平な競争による産業の国際競争力の維持、技術革新及びそれに伴う産業構造の転換等について、電気自動車や鉄鋼など具体的な部門を取り上げ、国民生活への影響とこれを豊かさにつなげていく上で何をなすべきか等について調査を行いました。調査会では、電気自動車など二十一世紀型技術への転換の持つ意義や、排出量取引とカーボンリーケージ問題、日本の環境技術による地球的規模での削減の評価などについて意見が述べられました。
  そして、ただいまございました本日の調査会でございますけれど、まとめといたしましては、気温上昇を二度以内に抑えることの意義、産業界における温暖化対策、低炭素社会がもたらす日本及び世界の未来についての調査を行いました。調査会では、気候変化が我が国の安全保障にもたらす影響、温暖化対策としての原子力発電、国民理解の必要性、あるいは産業の空洞化を防ぐ必要性について意見が述べられました。
  なお、お手元には以上述べました調査会における議論を主要論点別にまとめましたものと、これに対し、これまでの参考人意見陳述の骨子を配付しておりますので、本日の意見交換の参考にしていただければと思います。
  以上でございます。

○会長(石井一君) それでは、これより委員間で自由に意見交換を行っていただきたいと存じます。
  発言を希望される方は、挙手の上、会長の指名を待って御発言くださいますようお願い申し上げます。

━━(中略)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○会長(石井一君) それじゃ、順次。
  相原久美子さん。

○相原久美子君 国際交渉の場面の部分については相当数、いろいろな方からの参考人の御意見なんかもお伺いしたりしたんですけれども、今の川口議員がおっしゃられたように、結局、一般市民の中で、国民の中でどれだけ削減できるかというところがまだまだ議論が足りなかったなというように私自身も思っていまして、それはすなわち、やはり環境教育、ヨーロッパと大きく違うという点もそれなんだろうなと。私自身もヨーロッパにお邪魔したりなんかしたときに、やはり国民の皆さんそれぞれの、本当にその辺で歩いている方たち自身の考え方がもう既に環境問題に入り込んでいる、日常の会話の中に。
  ここをどうやっていくかということがやはり必要なのかなと思っておりますので、ここの調査会がいつ結論が出されるのか、ちょっと私も分からないんですけれども、できましたら、やはりこれから長期的なスパンでこの教育ということについても議論なり、それから参考人の意見が聞かれる場があるといいなということを思います。