179-参-予算委員会-3号 平成23年11月15日

平成二十三年十一月十五日(火曜日)
    午前九時三分開会
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   本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○平成二十三年度一般会計補正予算(第3号)(
  内閣提出、衆議院送付)
○平成二十三年度特別会計補正予算(特第3号)
  (内閣提出、衆議院送付)
○平成二十三年度政府関係機関補正予算(機第2
  号)(内閣提出、衆議院送付)
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○相原久美子君 民主党の相原久美子でございます。
  もう残された時間が限られておりますので、頭出しということになろうかと思いますけれども、今回は、被災地に特化いたしまして幾つかの課題でお伺いしたいと思います。
  まず、お伺いしたいのは、被災地の雇用問題でございます。復興基本方針にあります「日本はひとつ」しごとプロジェクト事業は、既にして第一段階、第二段階終了されているかと思います。その結果と実効性がどうであったのか、そして今後どういう形で行うのか、お示しいただければと思います。

○国務大臣(小宮山洋子君/民主党・無所属クラブ 外務大臣) 大震災の雇用対策、日本全体で応援するための「日本はひとつ」しごとプロジェクト、今おっしゃったように第二段階までやってまいりました。具体的には、重点分野雇用創造事業で、当面、高齢者の見守りですとか安全パトロールとか、何でも仕事になるようにして、また復旧復興事業の推進による雇用創出をしてまいりました。それからまた、被災された方を雇い入れた企業への助成ですとか出張相談、それから求人開拓などによる就職支援をしてきまして、被災三県で四月から九月までの間に七万七千人以上がハローワークを通じて就職するなど、そうした成果が出ています。ただ、非常にこれがまだ短期的な雇用であるということと、あと就労する方の御希望と合わないミスマッチがあるなどの問題があります。
  そこで、これからずっと働き続けられる雇用を確保するために、第三次補正予算で取りまとめたフェーズ3、第三段階では、将来的にその被災地での雇用の中核となるような製造業ですとか農林水産業とか、そういう産業政策と一体になった形での雇用政策ということで、事業復興型雇用創出事業というのを一つ、それからもう一つ、高齢者から若者へのいろいろな技能の伝承ですとか女性や障害者の活用などの雇用モデル、これを創造するための事業を盛り込んでいまして、しっかりとこれから働き続けられる雇用をつくっていきたいと考えています。

○相原久美子君 是非地元の声にこたえるような形でお願いしたいと思います。
  さて、今回は一次産業の被災が本当に大きかったと思います。農業もそうですけれども、今日は漁業、水産業に関してちょっとお伺いしたいと思います。
  恐らく、船が流され、そして養殖の機械等々が流されている。テレビの報道ですと、被災者が全国の中古の船を集めて、そして共同で使われているというような報道もございました。生活の手段を失った、この生業をまず復旧させることが第一だろうと思うんです。生業を諦めさせない、そのための施策、是非教えていただければと思います。

○国務大臣(鹿野道彦君/民主党・無所属クラブ 農林水産大臣) 第一次補正におきましては応急措置、第二次におきましてはいわゆる機器の整備等々について措置を講じてまいりましたが、いよいよ三次補正におきましては本格的な復旧復興に向けて取り組んでいくと、こういうふうなことでございます。
  具体的に申し上げますと、まず、漁業なり養殖業というふうなものの支援事業八百十八億円、そこに計上をしております。これは、人件費なり燃油なり、あるいは養殖業に必要な全ての経費を助成すると、水揚げしたお金から返還していっていただくと、そういう中でもし赤字が出た場合は補填をさせていただくと、そういうふうな施策を盛り込まさせていただいております。
  そしてまた、何といっても漁港なり漁場なりというふうなもののいわゆる水産の基盤というふうなものも整備しておかなきゃなりません。そういう意味で、二千三百四十六億と二百二億という形で、漁港の岸壁のかさ上げや、あるいはまた水産加工用地の、漁業の施設用地のかさ上げ等々、これを盛り込んでおるところでございます。
  そういう意味で、希望を持って再び漁業あるいは水産業に取り組んでいただこうと、こういうふうなことで、今回、三次補正に向けて努力をしてまいりたいと思っております。

○委員長(石井一君) じゃ、皆さん、今日は長時間大変ありがとうございました。
  最後にどうぞ。何かありますか。

○相原久美子君 申し訳ございません。残余の質問は明日に回したいと思いますけれども、是非、本当に生業を続けていける、そんな思いにこたえていただければと思います。
  よろしくお願いいたしまして、終わります。