180-参-議院運営委員会-9号 平成24年03月27日

平成二十四年三月二十七日(火曜日)
    午後零時二十五分開会

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   本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○人事官の任命同意に関する件
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○相原久美子君 民主党の相原久美子でございます。
  まず、女性の社会進出、女性の労働力の活用という点から質問をさせていただきたいと思うのですが、一般行政職において、在職の女性職員の割合というのは、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種全体見ましてもほとんどが一〇%台というような状況でありますけれども、この状況をどう考えているか、そしてなおかつ、その状況の考え方によってもしこれを増やしていかなければならないのだというようなことを考えていらっしゃるのであれば、具体的にどのような方策が必要なのか、お考えを聞かせていただければ。

○参考人(吉田耕三君/人事官候補者人事院事務総長) 公務員の場合には、採用試験に合格して採用をされるということが前提でございますので、在職実態が増えていくためには、多くの方に受験していただいて、かつ多くの方に合格していただくということがスタートラインになります。そういう意味では、これまでもⅠ種、Ⅱ種合わせて、女性に多く受けていただいて、そして合格し、合格したら今度は各省には採用していただくということについての働きかけをしてきております。
  それから、最近は大体二五%ぐらいその採用者の割合というのは来ているわけですけれども、どういうところで仕事をしていくかということでいいますと、なかなか経験が積めるような仕事に必ずしも配置されていないというようなこともありますので、やはり将来的に管理職に登用できるには職業生活の中でいろいろな、研修の意味も含めていろんな仕事に配置をしていくということが重要だと思いますので、そういうことも含めて各省には考えてもらいたいということを申し述べているところであります。

○相原久美子君 受験率、合格率、これは地公の部分を見ても結構女性の方が合格率高いというような状況が表れているわけですが、しかしながら、私たちがこの国会の中で仕事をしていく状況を見ていますと、さあ、国家公務員の女性がやっぱり働き続けられる状況にあるのかなというところは私自身も甚だ感じます。もちろん、我々立法府の側も考えなければならないことだと思うわけですけれども。
  その意味で、ある程度ポジティブアクションというか、少しこれは男女間格差というのを逆に取られることもあるので余り言えないのですが、そういう各省対応等々について、まだこういう面でやらなければならないというような点がありましたらちょっとお願いします。

○参考人(吉田耕三君) 先生御指摘のように、勤務環境とか勤務状態というんでしょうか、そういうものの改善というのはやはり必要だろうと思います。
  最近は、イクメンとかいって男の人の、男性職員の育児休業の取得等も出てきておりますが、報道される程度の話ということは、まだまだ本格的にそういう人が広がっていくということではないと。かつ、その場合には、やはり短期間というんでしょうか、一月とか二月が多いと。女性の場合には、取る場合は一年とか二年とかいう形になると。これはキャリアの中断にならないかというような問題も内包しているところでございます。
  そういう意味では、本質的には、やはり働き方の問題というのが非常に大事なんだろうというふうに思っておりまして、これは公務だけではなくて民間も含めて、ワーク・ライフ・バランスのある社会といいましょうか、そういうものを目指していく必要があるのではないかと。公務の中で率先してできることはチャレンジしていきたいというふうに思っております。

○相原久美子君 ありがとうございます。